2012年05月21日
第2回 島津義弘公勉強会

平成24年5月18日(土)、19時より天文館の山之口町にある源氏で島津義秀様を講師として迎えて、第二回目の島津義弘公の勉強会と親睦会が開催されました。こちらの源氏というお店のオーナーは戦国時代、島津義弘公の家臣だったご子孫の方だそうです。第一回目の「薩摩ISHIN祭」からお世話になってます。
今回は、初めて会にお越しになられる方も多く、参加者は23名でした。島津義弘公について生い立ちから、有名な関ヶ原合戦前後のエピソード、また晩年の暮らしぶりなど、1時間弱の駆け足でしたが義弘公の人となりを学ぶことができました。
義弘公が作られた焼き物には好んで「義」を刻印されていたと言われていますが、昨日の講義でも,1.種子島伝来の鉄砲二丁のうち一丁を堺の商人に与え(鉄砲を与えたのは父、貴久公)、後に莫大な利益をもたらしたことに対する恩義、2.朝鮮出兵時の泗川の戦いでの立花宗茂救出劇の恩義、3.義弘公と家臣団との絆が関ヶ原合戦での「島津の退き口」において大きな役割を果たしたことを学びました。
「義」は現在失われつつある言葉の一つだと思いますが、義弘公を通じて人間として必要な普遍的なものの一つであることを再認識することができました。
島津義秀様、お忙しいなかご講義と島津義弘公記緒言の翻訳、ありがとうございました。
今回のご講義を通じて、いまの生活に活かせるものを身近なところから見つけて発展させて行きたいとおもいます。
その後、懇親会で大いに盛り上がりました!また次回の勉強会が楽しみです!


Posted by 薩摩ISHIN祭実行委員 at 22:25│Comments(0)
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